二刀流でQSO

JO2BWZの日誌

SOTA 郡界嶺、矢ヶ峯

令和6年1月28日(日) 晴れのち曇り

29日は会社の行事があり、山に行けないので、前日に休みを取り、三重の山に

出かけた。

三重県北牟婁郡紀北町 JCG#21008C

SOTA JA/ME-126 郡界嶺(ぐんかいみね) 535m

POTA JA-1475 奥伊勢宮川峡県立自然公園

山の名前としては変わっているが、昔 紀伊と伊勢の国境だったことから付いたとある

今も北牟婁郡度会郡の境となっている。

自宅を4時過ぎに出発。東名阪、伊勢道紀勢道と乗り継ぎ、登山口に着いたのは6時半

過ぎで、まだ暗かった。

ヘッデンを灯して歩く。反射して文字が見えないが「熊野古道」と書いてある

熊野古道の説明書き

林道を離れ山道に入っていく

ツヅラト峠への最後の階段。「ツヅラト」とは九十九折のことだそうだ

20分弱でツヅラト峠到着

紀伊長島の街と熊野灘が眼下に広がる。景色が良かったのはここだけだった

熊野古道から離れて、東に延びる尾根をたどった

途中の487mにピーク「田山ノ頭」 三重には「○○ノ頭」という山名が結構ある

最後の登り 急登もあったが比較的歩きやすかった

着きました。1時間ちょっとかかった 木々に囲まれ展望は効かなかった

立派な山名柱が立っていた

Rig:IC-705、Ant:Dipole、Freq:7、28MHz CW

福島のSOTA局をお呼びし、その後7MHzでCQを出した。

次があるので9時前に運用を終えた。

駐車場所は登山口を越えたところに4~5台置けるスペースがあった。

 

2座目は北側にある「矢ヶ峯」に向かった。

三重県度会郡大紀町 JCG#21016K

SOTA JA/ME-066 矢ヶ峯 637m

POTA JA-1475 奥伊勢宮川峡県立自然公園

この山は地理院の地図にこそ山名表記があるが、登山道はなく、訪れる人も少なく

資料も少なかった。

そんな中、下記のブログを参考にさせてもらった。

www.gekiyabu.sakura.ne.jp

国道42号沿いの井良野集落から細い林道を登山口へと進める。

登山口に設定した場所からさらに進むと駐車スペースがあった

登山口と思われる印があるが、古いもので何が書いてあるか分からない

少し谷沿いに歩き、その後尾根に上がるらしいが、それが分からず変な谷を
登ることにしたが、これは失敗だった。
だんだん急になり登れなくなってきたので、斜面を伝い尾根まで上がった。

尾根に上がったら、明確な踏み跡があった。帰りはこれを忠実に辿り降りていこう

分岐もあるが、左の尾根を登った。右はどこへ行くのかな?

標高約370m地点に植林を記念した石柱が立っていた。昭和4年のものだった

急な植林帯を登る。黄色と白のペンキが塗られた木の間を降りていくんだな

植林帯を上がると山頂へと向かう尾根上に中継局の塔が建っていた

少し薮っぽいところもあるが僅かだった

1時間20分かかって山頂に到着した。辺りを見渡しても山名プレートはなかった。

辺りを探していたら朽ち果てた山名プレートを発見した 
わずかに「峯」の字の一部が確認できる。

参考にしたブログは2011年の記事だが、その時の一番上のプレートの残骸だろう

これを見ていたので、山名プレートは何枚かあるだろうと思っていたが、1枚もない
とは・・こんなことなら自作してこればよかったと思ったが遅かった。

山頂部分は割と平らでダイポールを張るのも苦にならなかった。

1時には登山口に戻りたかったので、運用はそこそこで終了した。

下山時尾根の踏み跡を忠実に辿ってきたら、谷筋にそれらしい目印が付いていた。
これを見落としそのまま谷を進んでしまった